2011/09/02

外付けHDDのフォーマット形式をFAT32→NTFSに変換しUbuntuにブートと同時にマウントさせるようにした。

またUbuntuの記事。音楽の事書くつもりでWeblog始めたのにただやったことをメモする場所になりつつある。ただ単に備忘録化。何も書かないよりマシだとは思うので書いておくことにする。

僕は、音楽ファイルを外付けHDDに保存している。この外付けHDDの起動後のマウントはUbuntuインストール時点で既に出来ていのだが、Ubuntuを起動する度に外付けHDDをマウントしなければならず非常に面倒だったのでブートと同時にマウントするようにした。メディアプレーヤー等(僕の場合rhythmbox)のライブラリに指定するディレクトリの場所を固定したかったというのも理由の一つ。

Windowsの方のFAT32→NTFSの変換は単に購入後のフォーマット忘れ。うちではもうFAT32でないと読み書き出来ないシステムは使っていないのだが、購入後フォーマットを忘れてそのまま使ってきたのでやっと重い腰を上げて変換を行った次第。以下作業手順。

まずはWindows7でファイルシステムを変更。FAT32をNTFSに変換。他の調べ物をしている時に偶然見つけたのだが、Convert.exeを使えば、フォーマットせずにファイルシステムをFATからNTFSに変換できるらしい。ただし、NTFS→FAT32の変換は出来ないらしい(フォーマットはもちろん出来る、データを残したまま変換が出来ないの意)のでFATでないと使えないシステムが有る場合注意が必要。

参考


一応HDD全体のバックアップを取った後コマンドプロンプト開いて
CONVERT [driveletter]: /FS:NTFS(僕の場合ドライブレターはGでした)
を実行。デフラグみたいに時間かかるのかなとか思っていたら思いのほか時間はかからなかった。このドライブにデフラグをかけた後、PCを再起動してUbuntuを立ち上げ、fstabに外付けHDDをブート時にマウントしなさいと書く。

参考

まずUUIDを調べる。
$ sudo blkid  
 をまずは実行。結果はこんな感じになっている。
/dev/sda1: LABEL="Windows7" UUID="92FC5A61FC5A3FA1" TYPE="ntfs"
/dev/sda2: LABEL="Ubuntu" UUID="c6809377-d41e-4d28-8576-d3aaeca09f16" TYPE="ext4"
/dev/sda3: LABEL="Swap" UUID="2490f514-fb91-4eb7-9ace-79fca99c4eb7" TYPE="swap"
/dev/sda4: LABEL="StrageSpace" UUID="4A2B3B1D206FF9CE" TYPE="ntfs"
/dev/sdb1: LABEL="M-eM-$M-^VM-dM-;M-^XM-cM-^AM-^QHDD" UUID="9830FEFD30FEE0E4" TYPE="ntfs"
/dev/sbd1が外付けHDD。Windows7の方で日本語で「外付けHDD」などというラベルを付けていたためLABEL="M-eM-$M-^VM-dM-;M-^XM-cM-^AM-^QHDD"とか、わけ分からないことになっている。先に述べた通りUUIDでfstabを書くつもりなのでそのままにしておく。

geditでfstabを開く。
$ sudo gedit /etc/fstab
内容は
# /etc/fstab: static file system information.
#
# Use 'blkid -o value -s UUID' to print the universally unique identifier
# for a device; this may be used with UUID= as a more robust way to name
# devices that works even if disks are added and removed. See fstab(5).
#
# <file system> <mount point>   <type>  <options>       <dump>  <pass>
proc            /proc                 proc    nodev,noexec,nosuid 0       0
/dev/sda2    /                       ext4    errors=remount-ro 0       1
こんな感じ。Linuxでのntfsの読み書きはntfs-3gを<type>に設定する。Ubuntu11.04ではデフォルトで入っているようだ。と言うわけで上記のfstabファイルに
UUID="9830FEFD30FEE0E4"       /media/usbhdd   ntfs-3g defaults,locale=ja_JP.UTF-8 0 0
を追記する。

システムを再起動すると、/media/usbhddに外付けHDDが自動的にマウントされた。これでOK。
ただ、Linuxによるntfsファイルの読み書きについて調べてみると、不安定な部分があるようだ(特に書き込み)。バックアップは取ったのでしばらくはこのまま使ってみるつもりだが、ちょっとおかしいと感じたら、fstabのパラメーターをdefaultsではなくをRead onlyにして使うことも頭に入れておいた方が良さそうだと考えている。

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