2013/04/06

ES ファイルエクスプローラ を利用しAndroidで同じLAN内の共有フォルダにアクセスできるようにした

家の中でAndroidを使う際に普段使っているPCの共有フォルダにアクセス出来ると、いちいちファイルを同期しなくてもファイルを読み書きできるようになって楽なので出来るようにした。

1.ESエクスプローラーをインストール。

URLは下。
Google Plya - ES ファイルエクスプローラー
最初の画面ではローカルストレージのSDカードのフォルダが表示される。LAN内の共有フォルダにアクセスしたいのでWifiをONにした後LANを選択する。
初期画面

2.LAN内の共有フォルダを追加


何も無い画面に切り替わったらメニューを呼び出して新規を選択。(画像はすでにLAN内の共有フォルダを追加済み)
メニュー画面


後は共有フォルダにアクセスするだけ。アクセス出来ない場合一度OKをタップした後、ユーザー名パスワードを入力すればOK。

とても便利


使ってみてますが便利。いちいち同期しなくてもよいのでAndroid端末の容量を気にしたりすることが少なくなりそう。

2012/02/23

MusicPlayerをClementine-playerに変更

Ubuntuで音楽を聞くために、Bansheeを利用していたのだが、何故か突然Last.fmへの再生情報送信がうまく行かなくなった。Bansheeを再インストールしたり、設定ファイルを消して再び作ってみたりしたのだが、どうにもうまく行かない。
この際だし、他のMusic Player使ってみようかなと思って検索してみたらClementine-playerというのが良さげだったのでこっちに切り替えることにした。


公式で
Clementine is a multiplatform music player. It is inspired by Amarok 1.4, focusing on a fast and easy-to-use interface for searching and playing your music.
と言っている通り、インターフェイスはAmarok1.4に似た操作性をもっている、らしい。Amarokは使った事がないのだけれど、これは確かに使い勝手がよい。上記の公式のFeaturesの所に基本的な機能は書いてあるのだけれど、特に個人的に気に入った点をまとめてみる。

1.プレイリストをタブで切り替えられる。

プレイリストをタブで切り替えられる。Foobar2000のインターフェイスに慣れている自分にとってこれは嬉しい。再生用のリストを開いて違うプレイリストのタグを編集とかが出来て便利。ラリイブラリ全体の検索はもちろん、プレイリスト内検索機能も付いている。



2.ライブラリの構成ディレクトリを細かく設定できる

(設定画面)

Bansheeではライブラリに指定するディレクトリを一つしか選べなかったが、Clementineではライブラリを構成したいディレクトリを追加したり、削除したり出来る。(Amarokでも出来るのかな?)普段音楽アルバムを管理しているディレクトリとは別に、公式サイトからダウンロードした視聴用MP3のためのディレクトリがあったりして、両者を混ぜたくない自分にはこの機能は地味に便利。

3.オーディオの出力を細かく設定できる

(設定画面)

これが多分このプレイヤーで一番気に入ったところ。これもAmarokから引き継いだところっぽい。出力先を選ぶことが出来る。
上記はAudio sink(Jack)を選んでいるが、Linux環境では他にもPluseAudioはもちろんAudio sink(OSSv4,OSS,ALSA)などへの出力も環境設定から出力を切り替えることで、容易に出来るようだ(自分はPluseAudioとJackくらいしか使ったことがない)。Jackに出力出来るということは、前にやったようにJAMin等の高機能イコライザーと繋いで聞くなんてことも出来る。

以上が気に入った点。あとはシンプルなインターフェイスのおかげか動作も軽快。しばらく使ってみて、問題ないようだったら本格的に移行しようと思っている。

2011/09/02

外付けHDDのフォーマット形式をFAT32→NTFSに変換しUbuntuにブートと同時にマウントさせるようにした。

またUbuntuの記事。音楽の事書くつもりでWeblog始めたのにただやったことをメモする場所になりつつある。ただ単に備忘録化。何も書かないよりマシだとは思うので書いておくことにする。

僕は、音楽ファイルを外付けHDDに保存している。この外付けHDDの起動後のマウントはUbuntuインストール時点で既に出来ていのだが、Ubuntuを起動する度に外付けHDDをマウントしなければならず非常に面倒だったのでブートと同時にマウントするようにした。メディアプレーヤー等(僕の場合rhythmbox)のライブラリに指定するディレクトリの場所を固定したかったというのも理由の一つ。

Windowsの方のFAT32→NTFSの変換は単に購入後のフォーマット忘れ。うちではもうFAT32でないと読み書き出来ないシステムは使っていないのだが、購入後フォーマットを忘れてそのまま使ってきたのでやっと重い腰を上げて変換を行った次第。以下作業手順。

まずはWindows7でファイルシステムを変更。FAT32をNTFSに変換。他の調べ物をしている時に偶然見つけたのだが、Convert.exeを使えば、フォーマットせずにファイルシステムをFATからNTFSに変換できるらしい。ただし、NTFS→FAT32の変換は出来ないらしい(フォーマットはもちろん出来る、データを残したまま変換が出来ないの意)のでFATでないと使えないシステムが有る場合注意が必要。

参考


一応HDD全体のバックアップを取った後コマンドプロンプト開いて
CONVERT [driveletter]: /FS:NTFS(僕の場合ドライブレターはGでした)
を実行。デフラグみたいに時間かかるのかなとか思っていたら思いのほか時間はかからなかった。このドライブにデフラグをかけた後、PCを再起動してUbuntuを立ち上げ、fstabに外付けHDDをブート時にマウントしなさいと書く。

参考

まずUUIDを調べる。
$ sudo blkid  
 をまずは実行。結果はこんな感じになっている。
/dev/sda1: LABEL="Windows7" UUID="92FC5A61FC5A3FA1" TYPE="ntfs"
/dev/sda2: LABEL="Ubuntu" UUID="c6809377-d41e-4d28-8576-d3aaeca09f16" TYPE="ext4"
/dev/sda3: LABEL="Swap" UUID="2490f514-fb91-4eb7-9ace-79fca99c4eb7" TYPE="swap"
/dev/sda4: LABEL="StrageSpace" UUID="4A2B3B1D206FF9CE" TYPE="ntfs"
/dev/sdb1: LABEL="M-eM-$M-^VM-dM-;M-^XM-cM-^AM-^QHDD" UUID="9830FEFD30FEE0E4" TYPE="ntfs"
/dev/sbd1が外付けHDD。Windows7の方で日本語で「外付けHDD」などというラベルを付けていたためLABEL="M-eM-$M-^VM-dM-;M-^XM-cM-^AM-^QHDD"とか、わけ分からないことになっている。先に述べた通りUUIDでfstabを書くつもりなのでそのままにしておく。

geditでfstabを開く。
$ sudo gedit /etc/fstab
内容は
# /etc/fstab: static file system information.
#
# Use 'blkid -o value -s UUID' to print the universally unique identifier
# for a device; this may be used with UUID= as a more robust way to name
# devices that works even if disks are added and removed. See fstab(5).
#
# <file system> <mount point>   <type>  <options>       <dump>  <pass>
proc            /proc                 proc    nodev,noexec,nosuid 0       0
/dev/sda2    /                       ext4    errors=remount-ro 0       1
こんな感じ。Linuxでのntfsの読み書きはntfs-3gを<type>に設定する。Ubuntu11.04ではデフォルトで入っているようだ。と言うわけで上記のfstabファイルに
UUID="9830FEFD30FEE0E4"       /media/usbhdd   ntfs-3g defaults,locale=ja_JP.UTF-8 0 0
を追記する。

システムを再起動すると、/media/usbhddに外付けHDDが自動的にマウントされた。これでOK。
ただ、Linuxによるntfsファイルの読み書きについて調べてみると、不安定な部分があるようだ(特に書き込み)。バックアップは取ったのでしばらくはこのまま使ってみるつもりだが、ちょっとおかしいと感じたら、fstabのパラメーターをdefaultsではなくをRead onlyにして使うことも頭に入れておいた方が良さそうだと考えている。

2011/08/29

Ubuntuで良い出音を求めて色々やった話。

前の記事から相当時間が開いてる。やっぱりtwitter,Google+など色々諸々のことを投稿出来る場所があるとWeblogと言うものは放置状態に近くなってしまうようで。

最近Ubuntuで音楽をいい音で聞きたいなーと思って色々いじってたので忘れないようにそのことをメモ書き程度に残しておこうかなと。「良い音」といってもハードウェア面での投資は金欠のため出来ないので、主にフリーのソフトウェアをいじくる。具体的にはDTMに使うようなリアルタイム性が高く、音像の描写に優れたパッケージを音楽再生に使おうじゃないかと言う話。

注:この通りやっても音質向上するとは限らないし、またこの通りにやって、PC起動しなくなったり、カーネルパニック起こしたりする可能性は有りますので、やる方は自己責任で。

まずはUbuntuをUbuntu Studio に関するTips/インストール/Ubuntuからアップグレードするにはを参考にUbuntu Studioにアップグレード。今回はオーディオに関するパッケージのみを導入。ビデオ、グラフィック編集は除外。端末から
$ sudo apt-get update;
$ sudo apt-get install ubuntustudio-desktop;
$ sudo apt-get install ubuntustudio-audio;
$ sudo apt-get install ubuntustudio-audio-plugins;
を実行してUbuntu studioにアップグレード。実行してから気がついたのだけど最後のプラグインのパッケージはいらなかったかも。

次にカーネルをリアルタイム性の高いLowlatencyカーネルに変更。Ubuntu Studio に関するTips/セットアップ/カーネルについてを参考に。ソース落としてカーネルコンパイルもちょっと考えたが、Linux全然触ってなくてちょい怖かったのでメタパッケージをインストールするという手段をチョイス。Alessio Igor Bogani氏って方がPPAで配布してるらしいので登録してインストール。端末開いて
$ sudo add-apt-repository ppa:abogani/ppa
$ sudo apt-key adv --recv-key --keyserver keyserver.ubuntu.com F141B61E
でAlessio Igor Bogani氏のPPAを登録後、
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install linux-lowlatency
でインストール。11.04では使えないrealtimeカーネルも次のバージョンでは戻ってくる可能性も有るみたいで楽しみ。再生にそこまでリアルタイム性が必要かといわれればそんなに必要ないと思うけどJack動かそうと思っていたので入れた。

これでリアルタイム性の高いサウンドサーバーであるJackが使えるようになる。なるんだけど、普段Ubuntuで使ってるRhythmboxの出力のデフォルトはPluseAudioなので出力先をJackに変えるか、PluseAudioとJackを連携させる事が必要っぽい。というわけでPluseAudioの入出力をJackと連携させるpulseaudio-module-jackをUbuntu Studio に関するTips/アプリケーション/JACKとPulseAudioの併用を参考に導入。

$ sudo apt-get install pulseaudio-module-jack;
これを導入して qjackctlを起動して、設定>Optionを開き、Execute script after Startup:項目に、
pacmd load-module module-jack-source channels=2; pacmd load-module module-jack-sink channels=2;
を入力し有効にする。これでJackがスタートすると同時に、PluseAudioの入出力先と連携するようになる。

まずこの状態で、JackをスタートさせRhythmboxを起動。デフォルトではRhythmboxについていないイコライザーを導入するためJAMinを起動後、PatchageでRythmbox→JAMin→出力となるようにコネクトする。再生してヘッドホンで音を聞いてみる。出音はそんなに変わらず。やはりPlusAudio処理をJackに出力してるだけなの劇的に出音が変化する理由もない。そこで、Jackに直接出力出来るプレーヤーを探すことに。検索の結果Aqualungというプレーヤーが評判が良い感じだったので導入。
$ sudo apt-get install aqualung;
でインストール。Jackをスタートした状態でaqualung起動するとAqualungのOutputにしっかりとJackの文字が。この状態でPatchageを開きAqualung→JAMin→出力となるようにコネクト、適当な音楽ファイルを再生し出音を聞いてみる。

普段は「良い音って何ですか」状態の糞耳の僕ですがちょっと感動するくらい出音が良くなった。ボーカルのブレスやら、普段は他の音に隠れてしまうギターのカッティングやら細かいところまでしっかりと音像を描写してくれる感じで、相当程度出音向上したんじゃないかな?と自己満足。

ただ出音は良くなったものの、オンボロPCのため、CPUの使用率が跳ね上がると言う弊害が。Jackの設定でどうにでも出来そうなのでどう設定しようかなぁと今は迷っている次第。

2011/04/12

OSをWindows7+UbuntuにしたこととFoobar2000に関するメモ書き

引越し先である実家に荷物が届き部屋も若干片付いて来ているので、PCの構成をちょこちょこといじっています。64bitに対応していない古いPCなので新調したいんですが、金欠のせいでハードウェア面ではメモリ増設くらいしかできませんでした。とりあえず現在作業中ですが、やったこととやりたいことをとりあえずメモ程度に残しておこうかと。

  1. メモリ増設(1GB→4GBへ)
  2. OSの変更(XP+Windows7のデュアルブート→Windows7+Ubuntuのデュアルブート)
  3. 音楽ファイルの再生、管理ソフトの変更(iTunes→Foobar2000へ)
  4. 壊れた外付けHDDの修復

とりあえず現状でやりたいことはこのくらいです。引越し前である3月中にメモリ増設とOSの変更なんかはさくさくっとやってしまっていました。さらばXP。とりあえずXPの必要なファイルのバックアップを取ってHDDをクリーンフォーマット。Ubuntuでパーテーション切って、デュアルブートの構成などはLifehackerの記事を参考にしつつ、さくさくっとできました。

音楽ファイルの管理と再生には前々からiTunesを使っていたのですが、動作が重いのと、昨年ごろからBandcampなどで音源購入や、フリーダウンロード、Donateしてダウンロードを行う機会が増えてきていて、FLAC等のフォーマットを扱えるソフトが欲しいなぁと思っていたので変更することに。音楽ファイルの再生、管理とPodcastの管理、iPhoneの音楽データ管理を、軽くて拡張機能が豊富と評判のFoobar2000に、iPhoneのアプリケーションや連絡先の同期等にiTunesを使うように分業させました。

Foobar2000は初めて使うソフトなので、ちょっと四苦八苦しつつですが、Foobar2000 WikiをみながらComponentsを入れたり消したりしつつ何とか使える感じにはなりました。まだまだまだ使えそうなComponentsが沢山あるようなので暇を見つけてちょくちょく試して使いやすくしていけたらいいかなと思っています。

あとは壊れた外付けHDDの修復ですね。フリーソフトでやってみて駄目なら業者に頼む方向で。